朝日陸運では今回ホームページをリニューアルいたしました。
元々ホームページはあったのですが、リニューアルをすることに決めたのは訳があります。
世の中には6万社を超える運送会社がありますが、感覚的にはそのうち6割近くの会社は自社ホームページを作っていないのが現状です。
ではなぜホームページを作っていないのか?
① そもそも必要性を感じていない
② 作ろうとしても費用が高いため、手が出せない
③ クレームなどが入るのが嫌で、作らないことにしている
④ 以前はあったが、更新など大変でなくしてしまった
⑤ 営業のメールや電話が増えるので嫌だ
いろいろと理由はあると思いますが、もっとも多い理由は①か②だと思います。
弊社グループでも運送会社14社のうち、グループに向かい入れた際に元々ホームページがなかった会社は10社もありました。
ですが、その必要性を考え、現在では1社を除き全ての会社でホームページ作り、運用しています。(その1社も現在作成準備中です。)
ではなぜ、わざわざホームページを作っているのか?
それは行動経済学的にも、現代では何かあるときには必ずといっていいほどインターネットを経由して検索することが大半を占めています。それにはスマートフォンの普及がけん引していますが、自社のサイトのアクセス分析を行うとおよそ50%以上がモバイル端末(タブレット含む)から自社のホームページを見に来てくれています。
<※グループ母体のチャーターズカンパニーHP アクセスユーザーデバイス割合>
加えて、採用ポータルのindeed調べではネット利用をしている54%のユーザーがスマートフォンだけでネット利用をしているという事実もあります。
そうした際に、乗務員の募集をindeedなどに出し、そのまま自社ホームページへアクセスすることで自社への接触を増やし、心理的障壁を下げるためにもホームページは有効だったりします。
その他にも、ホームページがあることで新規のお客様獲得などにもつながるケースもあります。
突然電話で問い合わせをすることに抵抗がある世代が増えてきている中で、ホームページがあるのとないのとでは、メッセージでのやり取りができるか初動の段階で大きな違いがでてくる状況の中で、持っているだけで、ない会社よりもそれだけでアドバンテージを持つことができます。
もちろん不要な営業メールや、時にはクレームなどの連絡も非常に多く入ります。
それでも約6割の運送会社が持っていないのであれば、持っているだけで36000社よりも自社が優位に立てる。
※実際にはそこまでの優位性をすぐに感じることはないと思いますが・・・。
そのため、小さな運送会社こそホームページを作り、自社の情報を発信していくことが大切だと考えています。
費用的な部分で、なかなか手がでないという運送会社であれば、誰でも簡単にホームページ作成ができるWordPressというオープンソースのコンテンツ管理システムを使うことをおススメします。
この朝日陸運のホームページもベースはWordPressを使用しており、自社で写真撮影などを行うことで、サイト全体の作成には4万円程度のコストしかかかっていません!
弊社グループの多くもWordPressで運用しており、一番安く済んだ会社ではイニシャルコストとして1万円かかったかどうかといった感じです。興味のある運送会社の方がいれば、作成に対してのアドバイスなどもしますので、よかったらお問合せ欄からご連絡ください!